
日中の気温は県内平野部では6月中旬から下旬並み、山沿いは7月上旬から・・・
先日のさわやかなみどりの風が吹くなか、バラ園に続き本城小学校に行ってきました。
5月5日(子供の日)の宮崎日日新聞の記事を見て、一度行きたいと思っていたのでした。

本城小学校に到着です。ここに来るのは何十年ぶりかな?(^_-)

玄関にはきれいな花が・・・今日は日曜日なので静かです。

いました、「本城くん」です。玄関まえに設置されていました。

高さ約120センチのコンクリート製彫像で、同校のシンボルになっています。
製作者は近所に住んでおられる島田正弘さん(67歳)です。
島田さんは同校のOB、彫像は日南工高3年の1964年(昭和39年)の夏
お子遣いで材料を買い自宅で作られたそうです。
古代オリンピアのやり投げ選手をイメージしたが素人の技術では完成せず
ごらんのような右手で後頭部を支えている奇妙な形になったそうです。
正弘さんは関東に就職、翌年に7歳年下の弟さんの担任が家庭訪問に来られた時
放置されている彫像に興味を持ち、知らないうちに 同校に設置される事になったそうです。


島田さんは「出来損ないの作品で恥ずかしかった」と、就職後2~3回見ただけ・・・
2009年に関東から帰京、今春本城地区の自治会長に選出され、来賓として入学式に・・・
20年ぶりに「本城くん」に再会すると、両足がおれていたそうです。

「崩れ落ちて、児童がけがをしてはいけない」と、セメントで修復されたそうです。
正弘さんは、「新しい命を吹き込んだ気分。児童らが気にいる限り元気でいてほしい」と
今日も 五十路を超えた本城くんを見守り続けておられます。


我が家の仏壇横の飾り棚の真ん中に、「本城くん」に負けじとやり投げの選手が・・・
次男坊の大束小学校6年生の時の作品です。23年前になります。


紙粘土の作品でしょうか・・・横向きのなんとも言えない顔になっています。
あまり よか~作品ではありませんでしたが、なぜか捨てがたく今日まで大事に・・・
木の台には、当時の私の下手な字が・・・今でもあまり変わりませんが・・・(笑)
家の中をあちこち(あちらこちら)と移動させられ、崩れてしまうのでは?と心配でした。
よくよくみると、「本城くん」と同じやり投げ選手で、今でも やりをしっかり握っています。

これから先、いつまで元気かな?今日からは「大束(おおつか)くん」と呼ぼうかな~
